本年度の周波数再編アクションプラン(改定案)に対するパブコメの結果が9月9日に公表されました。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000319.html
提出された意見(204件)とそれらに対する総務省の考え方については「別紙2」のPDFファイルに記載されています。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000642377.pdf
改定案の中に「アマチュアのMF帯について見直しの可能性について検討を開始する」という待望の記述がありました。
しかしながら「MF帯とは中波帯のことなので見直しは1.9MHz帯のみで3.5MHz帯や3.8MHz帯は含まれない」と捉える人達がいます。
一般社団法人・日本アマチュア無線連盟(JARL)もそう捉えているようで、
22番目のJARLの意見にその旨が記述されています。
私達「一般社団法人・日本ローバンド拡大促進協会」の意見は25番目です。
この中で「見直しの検討はMF帯となっているが、従来の総務省の説明を参照すれば
1.9MHzだけに限るものではなく3.5MHz帯及び3.8MHz帯も含まれると考えられるか」と問いかけました。
これに対して総務省は以下のように考え方を示しています。
なお、本アクションプランにおけるアマチュア無線の『MF帯』は、特段、1.8MHz/1.9MHz帯に限定しておらず、
近傍の周波数帯である3.5MHz帯及び3.8MHz帯等を含めて検討対象としております。
さあこれで来年度の周波数再編アクションプラン(案)には1.9MHz帯、3.5MHz帯及び3.8MHz帯のバンド拡大に関する検討結果が公表されるはずです。日本だけがぽつんと取り残されたような現在の厳しいバンドプランが世界各国と同様なものになることを心より期待したいと思います。本協会は引き続きローバンドのバンド拡大実現のために活動を続けてまいります。