無線局免許手続規則の一部を改正する省令案等に係る意見募集の結果

1.9MHz帯および3.5MHz帯のバンド拡大について必要な「周波数割当計画」の一部を変更する告示案が3月11日の電波監理審議会に諮問され、原案どおりで適当である旨答申されました。

https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000427.html
さあそうなるといつから使えるかですが、告示に2ヶ月も3ヶ月も要するとは思えませんし春の人事異動もありますので、3月中か遅くとも4月中には告示されるものと思われます。待ち遠しいですね。

パブコメで意見が多かった使用区分の設定についての要望は叶いませんでした。
理由として、「今般追加する周波数帯域においてはアマチュア局の本旨である無線技術の興味によって自己訓練、通信及び技術的研究を行うことの可能性を制限しないため全ての電波型式とするものです」と説明しています。正に御意、仰せの通りですが、現行の1810~1825kHzと1907.5~1912.5kHzを含む全てのアマチュアバンドで細かく使用区分が設定されていることと矛盾します。区分の無かった昔に逆戻りです。しかし決まったことは仕方ありません。世界的なバンドプランに準拠して運用するようみんなで努力する必要があります。